2007年12月6日木曜日

メディア情報

毎日新聞 2007年12月6日に掲載されました。
clipped from mainichi.jp

ドキュメンタリー映画:アフリカ人監督「ルワンダ」、中京区で8・15日上映 /京都



 ◇トークセッションも

 ◇悲しみ苦しみ抱えながら、若者らが見る希望の光

 なじみの薄いルワンダについて理解を深めてもらおうと、アフリカ人監督のドキュメンタリー映画の上映会とトークなどを行う「悲劇を越える希望の光-ルワンダ残虐から13年-」が8、15日の両日、中京区のハートピア京都である。京都や関西を中心に、アフリカ問題について研究しているNPO法人など4団体でつくる「関西アフリカ理解セミナー実行委員会」が主催する。

 ルワンダでは1994年、フツ族によるツチ族の大虐殺が起きた。80万人が地雷などで手足を失う障害を負うなど、被害者は100万人以上とも言われており、後遺症などで悩む人も多い。

 8日は、虐殺で家族を失った国立芸大生の若者に焦点を当てた「わたしの目を通して」を上映。「若者からの希望の光」と題し、同実行委代表の小山郷さんや、NGO団体「アフリカ平和再建委員会」の小峯茂嗣事務局長らがトークセッションする。

 また、15日は被害者、加害者双方から話を聞き、虐殺の原因に迫った「記憶の守人たち」を上映するほか、ルワンダ難民で福島県を拠点にルワンダに学校を作る活動をしているカンベンガ・マリールイーズさんが、「虐殺の悲劇を乗り越えて」をテーマに講演。独立行政法人「日本貿易振興機構」の武内進一・アフリカ研究グループ長の解説もある。

 小山代表は「虐殺や貧困など、悲観的なイメージが強いが、現地の人が撮った作品を見て、アフリカの未来を担う若者の問題に対応する方法を考えたい」と話している。

 前売りは1日券が一般1200円(当日1500円)、学生1000円(同1200円)。問い合わせは同実行委広報担当の榊原寛さん(090・3966・9015)または同センターhttp://afrikaikns.weebly.com/。【小川信】



毎日新聞 2007年12月6日


 blog it

0 件のコメント: